はじめに

自己紹介

はじめまして、「こぶし」と申します。

夫・長男・次男の4人家族で暮らしている、大企業の時短勤務で働く一級建築士です。

ワ―ママムリゲー攻略記をご覧頂きありがとうございます。

ワ―ママと周囲の方の生活が少しでも良くなるヒントをお届けできればと思い、

執筆しています。どうぞ宜しくお願いします。

バリキャリの20代

専業主婦の母親への反発心もあり、一生懸命働いていた独身時代。

こぶし

残業終電どんとこい、すぐに管理職になってやる!

管理職候補として入社しバリキャリを目指す小生意気な20代でした。

結婚・出産・育児・仕事復帰フルコースの30代前半

その後30代で結婚し、2年続けて男児を出産。

出産後、育児の大変さに心底ビックリしました。

子供の命を守る緊張感。寝れない・食べれない・休めない。

今までやってきたどんな仕事よりも大変だと感じました。

こんなに大変なのに更に仕事もするのかい?と思いながらも

保育園に子供2人を預け、30代半ばに時短勤務で仕事に復帰しました。

ワ―ママ無理ゲーの洗礼を受ける30代後半

私が勤めるのは、男性多め・時短勤務がいない職場です。

女性というだけでも少数派なのに、時短勤務が上乗せされ出る杭は打て状態。

復帰早々、ワ―ママ無理ゲーすぎる現実に直面しました。

時短勤務でも仕事量・責任は基本変わらない。

「帰ってもいいけど仕事はきちんとやってね。迷惑かけないでね。」

直接言われますし、言われなくても圧はかけられます。

こぶし

でも定時で帰れるだけ幸せだよね。

子供の具合で突発で休んでるのは事実だし。きっと迷惑かけてるんだよね。

みんな悪気があるわけじゃないし。悪い人じゃないし。

きっと自分にも悪いところはあるよね。

しかしメソメソ(哀)はいつしかメラメラ(怒)へ。

こぶし

子持ち男性が残業できるのは妻が子供の面倒を見てるからだが。

なぜ残業しなきゃ到底終わらない仕事が舞い込んでくるのか。

時間のせいにするなというが、みんな本当に短時間で私以上のパフォーマンスを出せるのか。

仕事量も責任もフルタイムと変わらないのになぜ給料は低いのか。

醜い気持ちが沸き上がります

こぶし

仕事は完璧にやってみせる。時短勤務だからって文句言わせないから!

周囲に頼らず、帰ってからも家事育児の合間をぬって夜中にパソコンをパチパチ。

必死に働き、皆が認める成果も出しました。

しかし評価は得られず、出世の切符はもらえないのです。   

管理職どころではありません。一般の中位職からも抜け出せないのです。

更に子供たちもいつも面倒を見ている必死の形相のママよりも、

たまにしか面倒を見ないご機嫌なパパといる時間が楽しそうなのです。

心がポッキリ折れました。 

決意とこれから

私の中の良い子ちゃんが話しかけてきます。

こぶし

受け入れてくれている会社や周囲に感謝した方が良いよ?

素敵な会社、良い人たちに囲まれてるのに贅沢だよ?

自分に原因があるんじゃない?

もっと周囲に頼れば良いのでは? 

勘違いじゃない?

被害妄想すごくない?

感謝してます、そうだと思います、わかっています。

でももう責めないで下さい。うるさいです。

もういい加減、このループから抜け出したい。 

自己中だけど家族にもっと愛されたい、会社にもっと認められたい。

ご機嫌モードで自由に育児して自由に仕事したい。

これはワ―ママムリゲーを攻略して、自由になるまでの記録です。